SoftbankからLineモバイルへ移行した際に手こずったので気をつけるポイントを紹介します。
ソフトバンクからラインモバイルへ移行する際の手順は以下が正解です。
手順を間違えると余計な費用が発生してしまいます。
- MNP転出予約
- 新規SIM申し込み
- SIMロック解除
- 開通作業
- アクティベート
MNP転出予約
まずはじめにやることはMNP転出予約をすることです。予約番号の期限は15日間です。 なおLineモバイルのMNP転入は予約番号の期限が10日以上でないと受付できません。 MySoftbankに記載された電話番号からオペレータ経由で登録してもらいます。
オペレータとの通話後、予約番号がSMSで通知されます。 予約番号の登録は再発行が可能なので、発行から15日が過ぎてしまった場合は再度発行してもらうことができます。 オペレータに確認したところ15日間を待たなくとも再発行はできるようです。 発行するための窓口は9時から20時です。
新規SIM申し込み
予約番号発行後、5日以内にLineモバイルから音声通話SIMを申し込みます。 早ければ2〜3日でSIMが郵送されてきます。A3サイズの郵便物です。 データ専用SIMも購入してみましたが、予約からSIM到着までの時間は同じくらいの感覚でした。
SIMロック解除
LINEのSIMを受け取ったあと、一番気をつけなければならないのは開通作業を始める前にSIMロックを解除をすることです。 SIMロック解除前に開通作業をしてしまうと、Softbank回線が無効となりMySoftbankでSIMロック解除の作業ができなくなるからです。
MySoftbankから解除の手続きを行うには端末のIMEIの番号が必要ですので端末の設定画面から確認しましょう。
なお、他人のMySoftbankアカウントではSIMロック解除の手続きはできませんでした。IMEIの情報か何か端末を識別するための情報がMySoftbank側にあり妥当性のチェックを行っているようです。
開通作業
SIMロック解除の作業が終わったら、開通作業を開始してOKです。LineモバイルのWebページで開通作業を開始させてください。 数時間後、登録されたメールアドレスへ作業完了の連絡が通知されます。この時点でSoftbankのSIMは無効となりSoftbank側のプランは解約が確定します。
端末代金の支払いが残っている場合は引続き解約後も請求が続くようです。逆に言うと端末代金の支払いが残っていても解約は可能だということです。
アクティベート
SIMロックの手続きがしてあれば、開通作業完了の連絡が来たらSIMを差し替えてOKです。
iOSならば差し替えたあとに自動でアクティベートの処理が実行されます。 一部のデータはアクティベートにより消えてしまうことがあるようなのでバックアップをとっておくことをおすすめします。
アクティベートが完了したら、LINEの手順書に従いAPN等の設定を行いMNP完了となります。
SoftbankからLineモバイルにMNPするときの費用
キャリアから出ていくときは何かとお金がかかるので事前にいくらかかるかを事前確認しておくと良いでしょう。
Softbank転出時の各種料金
料金(税抜) | 備考 | |
---|---|---|
MNP転出手数料 | 3,000円 | |
解約解除料 | 9,500円 | ※1 |
SIMロック解除手数料 | 3,000円 | ※2 |
※1 更新月(契約開始から25〜26ヶ月目)ならばかからない
※2 MySoftbankでやればかからない
LineMobile転入時の各種料金
料金(税抜) | 備考 | |
---|---|---|
事務手数料 | 3,000円 | ※1 |
SIM発行手数料 | 400円 |
※1 2回線目以降はプランに応じて割引。音声通話ならば全額割引。またはAmazonで販売しているエントリーコードを利用すれば割引が可能。
LINE MOBILEの魅力
月額料金を安くするためにMVNOに乗り換えたわけですが、LINE MOBILEの料金の格安感は圧倒的です。 コミュニケーションフリープランの場合、オプションを付けなければ3GB/月で3000円をきります。しかもLINEが無料、安定のDocomo回線というおまけ付き。 Softbankで同様の条件を満たそうとしたら最低6,000円はかかります。
私は10分通話しほうだいのオプションを付けて約3000円になりましたが、この差額の3,000円分があれば解除手数料を3ヶ月で取り戻すことができます。 ということで即決でした。
キャリアが端末代金徴収の代わりに月額料金を安くしてくれたとしても+2000〜3000円は余分に取られてる気がします。
ということでMNPの事例紹介でした。